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ビジネスバッグの決定版 > ビジネスバッグの豆知識 > かばんの素材 ナイロン
ビジネスバッグの素材といえばナイロンというぐらい、ナイロンはビジネスバッグ素材の主役となっています。
その理由は、軽量性や耐久性、撥水性などといったナイロン素材が得意とする機能性の高さにあります。
逆に高級感やフォーマル感は革素材と比べると見劣りがしますが、その点はナイロンと革素材を組み合わせることでうまく補っているビジネスバッグがたくさんあります。
このページではビジネスバッグ素材の主役であるナイロン素材について紹介します。
ナイロン(Nylon)は1935年に米デュポン社が初めて合成に成功した、世界初の合成繊維です。
ナイロンという名称はもともと、インビスタ社の商品名ですが、現在では一般名称として定着しています。
ナイロンは最も一般的な生地の一つとなり、開発から70年以上が経った現在も、強度・耐久性・質感などさまざまな面で改良・改善された多種多様なナイロンが開発されています。
■ナイロン素材のメリット
・軽量
・強度が高く、摩擦に強い
・汚れが落ちやすい
・比較的、雨、水濡れに強い
■ナイロン素材のデメリット
・太陽光により変色(黄変)することがある。
・ハリ、コシがない。
・使い込みにより素材の味わいが出難い(革素材との違い)
デメリットについては日々改良されて、ほとんど問題とならないナイロン素材もあります。
一口にナイロンといっても、多種多様でナイロンの種類によって、様々な特徴を持つ。
ナイロンの 名称・種類 |
ナイロンの特徴 |
---|---|
ナイロン6 | 日本で最も多く使用されている一般的な生地。 |
ナイロン66 | 米デュポン社が発明した合成繊維。 キャッチフレーズは「石炭と水と空気から作られ、鋼鉄よりも強く、クモの糸より細い」ナイロン6に比べ、耐熱性に優れる。 |
バリスティックナイロン | 防弾チョッキの素材に使用される。強度や耐久性が非常に優れている。 |
FXTバリスティックナイロン® |
ビジネスバッグブランドのトゥミ(TUMI)が、ただでさえ丈夫なバリスティックナイロンに改良を加えたオリジナル素材。業界最高基準の耐久性を誇ります。超高密度ナイロンに特殊なコーティングと撥水加工が施されています。 ナイロン素材なのに使い込むと馴染んで独特の風合い、こなれ感が出ると人気です。 |
コーデュラ®ナイロン |
米デュポン社の商品。 ナイロンを改良し、2〜3倍の耐磨耗性と引裂強度を加えたもの。吉田カバン、UNIQLOのナイロンバッグに使用されているものがある。 |
かばん素材にナイロン 200dnやナイロン 1000Dと表記されていることがありますが、このdnやDは「デニール」という単位です。
デニールとは糸の単位で、その糸が9000m(9km)の長さで何gあるかということを表しています。
数値が大きいほうが一般的に丈夫ですが、当然すべてにおいて優れているというわけではなく、軽量性やしなやかさが求められる場合には数値の小さいものを採用します。
ブランド名/ バッグ名 |
材質/ デニール数 |
---|---|
トゥミ/ ALPHA2 エクスパンダブル・オーガナイザー・コンピューター・ブリーフ 26141D2 |
FXTバリスティックナイロン/ 1050デニール (非公表) |
エース ジーンレーベル EVL-3.0 2WAYブリーフケース 59522 |
コーデュラバリスティックナイロンオックス/ 1260デニール |
エース ジーンレーベル フレックスライト フィット 2WAYエキスパンダブルブリーフケース 54560 |
コーデュラナイロン/ 210デニール |
吉田カバン ポーター ヒート/ 2WAYブリーフケース |
バリスターナイロンオックス/ 1050デニール |
ブリーフィング/ NEO B4 LINER |
バリスティックナイロン/ 1260デニール (非公表) |
エンドー鞄 ネオプロ レッド/ ビジネスキャリー縦型 2-036 |
ナイロン/ 1680デニール |