失敗しないスーツケースの選び方

海外出張、海外旅行のマストアイテム=スーツケース。どんな大きさが必要?どんなタイプがおススメ?失敗しないスーツケース選び。

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失敗しないスーツケースの選び方

スーツケースを選ぶポイント

スーツケースのサイズ選び

ビジネス用途でスーツケース(キャリーバッグ)を使用するのは、「宿泊出張」で使用するのが多いと思います。荷物が多い宿泊出張には、収納能力と機動力を兼ね揃えたスーツケースがとても便利です。
スーツケース選びの大きなポイントは、出張期間です。
出張期間によってスーツケースのサイズがおおよそ決まるからです。
下表のように出張期間によってスーツケースのサイズを5つに分類できるので、スーツケースのサイズ選びの目安にしてください。

スーツケースのサイズと出張期間の目安
宿泊日数 サイズ 容量
1〜2泊の短期出張 SSサイズ〜Sサイズ 20L〜45L
3〜4泊の出張 Sサイズ 45L〜60L
5〜7泊の出張 Mサイズ〜Lサイズ 60L〜80L
7〜10泊の長期出張 Lサイズ〜LLサイズ 80L〜100L
10泊以上の長期出張 LLサイズ 100L〜

同じ出張期間でも下着や着替えを余分に持って行ったりと荷物が多めの方は大きめサイズを選ぶといいでしょう。逆に出張先でクリーニングに出したり、洗濯したりする方は小さいサイズでもOKです。
もう一つ注意したいのは、出張する季節、特に海外出張の場合は出張先の気候です。暑い季節よりも寒い季節のほうが衣服、着替えが嵩張るので大きめのサイズが必要になります。冬の出張時には夏の出張時に使用していたスーツケースよりも1サイズ大きなスーツケースが必要になることが多いと思います。
また帰宅時に荷物が増える可能性があるかどうかも考慮しておきましょう。お土産や出張先から持ち帰るものがある場合にはその分、大き目のものを選ぶように注意しましょう。出発時にピッチリ荷物が入っている状態では、必ず足らなくなります。
初めての出張でサイズ選びに迷っている場合、Lサイズぐらいまでなら、大き目のものを選んでおくのが良い選択だと思います。つまりSサイズかMサイズで迷っているなら、Mサイズを選んだ方が良いと思います。大は小を兼ねるということと初めての出張で持って行きたい荷物を減らすというのはなかなか難しいからです。
しかしLLサイズになるとかなり大きく嵩張るのと、LLサイズのスーツケースは「無料受託手荷物」の制限合計サイズを超える場合があり、超過手荷物料金が発生する場合があります。また行き先によっては大きさ(寸法)だけではなく重量による規定もあります。LLサイズのスーツケース選びは、航空会社の手荷物に関する規定を確認の上、慎重に選びましょう。

スーツケースの材質・タイプ選び

スーツケースのサイズがおおよそ決まれば、次はスーツケースの材質、タイプ選びです。
スーツケースの材質は大きく3つに分類できます。
1つはナイロンなどの素材を用いたスーツケース。ソフトラゲージと呼ばれるタイプのものです。
残りの2つは、ABS樹脂やポリカーボネートなどのプラスチック素材を用いたものとアルミニウム合金(ジュラルミン)などの金属を用いたものになります。ハードラゲージと呼ばれるタイプのものです。

重さで比較すると、一般的に
ナイロン<ポリカーボネート<<ABS樹脂<<アルミニウム合金
の順になります。
価格は
ナイロン=ABS樹脂<<ポリカーボネート<<アルミニウム合金
の順に高いといった感じです。

スーツケースの材質 メリットとデメリット
材質 メリット デメリット
ナイロン 軽い
・安い
強度が低い(摩擦に弱い)
・耐久性が低い(劣化しやすい)
・耐水性が低い(雨に弱い)
ABS樹脂 安い
・そこそこ耐久性が高い
重い
・日光による劣化する
ポリカーボネート 軽い
・耐久性が高い
薄くてペコペコと凹む
・価格が高め
・日光による劣化する
アルミニウム合金 耐久性が高い
・強度が高い
・高級感がある
価格がかなり高い
・かなり重い

スーツケースは、ハードラゲージの方が良い?ソフトラゲージの方が良い?
悩まれている方も多いと思います。
ソフトラゲージとハードラゲージを比較してメリットとデメリットをまとめると下表のようになります。
(あくまでも比較してのメリット・デメリットなので、例えばソフトラゲージが必ずハードラゲージよりも安いというわけでありません。)

それぞれ一長一短があり、選ぶのは難しいのですが、
飛行機を使った出張で手荷物を預ける(受託手荷物)なら防犯性能の高いハードラゲージがおすすめです。
それ以外の場合、飛行機を利用しない出張や飛行機を利用する出張でも機内持ち込み手荷物なら軽くて移動が楽なソフトラゲージがおすすめです。
目的や用途に合わせて選ぶことが重要です。例えば、雨や輸送時の衝撃から荷物を保護したいという場合にはハードラゲージのほうが適しています。

スーツケース ソフトラゲージとハードラゲージを比較、メリットとデメリット
種類 メリット デメリット
ソフトラゲージ 軽いので持ち運びが楽
・価格が安い
・機内持ち込み可能なサイズのラインナップが豊富
・収納ポケットが多く、整理整頓がしやすい
・片開きで使いやすい
強度が低い(摩擦に弱い)
・防犯性能が弱い(カッターなどで盗難に会うケースがある)
・耐久性が低い(劣化しやすい)
・耐水性が低い(雨に弱い)
・衝撃が荷物にそのまま伝わりやすい
ハードラゲージ 耐久性が高い
・耐水性が高い(雨水が侵入しにくい)
・防犯性能は高い
・荷物が壊れにくい
・大きなサイズの品揃えが豊富
重い
・価格が高い
・収納ポケットが少なく、小物整理には不向き

スーツケース フレームタイプ、ジッパータイプ、どちらが良い?

スーツケースの開閉方式をフレームタイプにするか、ジッパータイプにするかというのも、スーツケース選びでの悩みどころの1つです。
防犯性能を重視するという方やワインやジャムの小ビンなどの割れ物を入れるという方にはフレームタイプの方をおすすめします。特に防犯面ではフレームタイプのほうが安心です。
軽量性を重視する方や荷物は衣類が中心で割れ物は入れないという方にはジッパータイプがおすすめです。
当サイト管理人としては、フレームタイプ・ジッパータイプ、甲乙つけ難いですね。
防犯面を考えるとフレームタイプ、軽量性、価格面だとジッパータイプになります。特長ははっきりしているのですが、どちらも妥協したくないだけに本当に甲乙つけ難い。

スーツケース フレームタイプをジッパータイプを比較、メリットとデメリット
種類 メリット デメリット
フレームタイプ 防犯性能が高い(こじ開けられにくい)
・頑丈で壊れにくい
・丈夫なフレームのおかげで荷物に衝撃が加わりにくい
・耐水性が高い(水が浸入しにくい)
重い
・開閉が面倒
・価格が高い
・荷物の出し入れするのに全開にする必要がある
・頑丈だが、歪んでしまうと開け閉めがしにくい
ジッパータイプ 軽い
・全開しなくても荷物を出し入れできる
・価格が安い
・変形することで衝撃を吸収しスーツケース自体が壊れにくい
防犯性能が低い(ファスナー部からこじ開けられる)
・衝撃が荷物に伝わりやすい
・耐水性が低い(ファスナー部から水が浸入する可能性がある)

スーツケースの種類 キャスターの数す

キャスターの数は、2つのもの(2輪タイプ)と4つのもの(4輪タイプ)があります。
4輪タイプは、空港やホテル、駅などフラットな通路では4輪走行、石畳などの凸凹道では傾けて2輪走行と状況に合わせて使うことができます。機動力の高さでは4輪タイプに軍配が上がるでしょう。またかばんのサイズが大きくなるほど4輪のほうが安定感があります。舗装された道路を歩くことが多い都市部への出張なら4輪タイプがおすすめです。
2輪タイプは、キャスターの向きが固定されていてキャスターの向きがあっち向いたりこっち向いたりしないので、4輪タイプに比べて走行安定性が高く、引っ張りやすいというメリットがあります。デコボコ道や石畳など平坦な道が少ない場所を歩くことが多い出張なら、2輪タイプが比較的おすすめです。

TSAロックを使ったほうが良い?

TSAロックとは、アメリカ合衆国国土安全保障省の運輸保安庁認定の施錠機構です。
当初、アメリカ国内の空港を利用する場合に鍵をかけたまま荷物を預け入れできるTSAロック機能として導入され、今ではほとんどのスーツケースに装備されていますが、TSA職員がすべてのマスターキーを持っておらず、検査のときに鍵を破壊するということが頻繁に発生するようになって、アメリカへの渡航(乗り継ぎ便を含む)の場合には預け荷物に鍵を掛けないほうが良いと言われています。
逆にアメリカ以外の国では鍵を掛けておいたおいたほうが良いと言われています。
アメリカ合衆国認定のTSAロックにもかかわらず、アメリカでは使わないほうが良い。アメリカ以外では使ったほうが良い。・・・変な話です。。。

スーツケースのベルトは必要?

スーツケースのベルトが必要か、不要かという議論をよく目にします。
スーツケースにベルトを付ける目的は、大きく2つあって、
1.万が一、スーツケースが開いてしまったときに荷物が散乱するのを防止する。
2.バゲッジクレーム(手荷物引渡場)で目立つように、分かりやすいように。
なので、スーツケースを預けない場合には必要ないですね。
スーツケースのベルトを付ける習慣は海外にはあまりないようで、付けているのはほとんど日本人だけですね。海外出張、旅行の渡航先があまり治安が良くない場合には格好の獲物されてしまうことがあるので付けないように推奨されるケースもあるようです。
ただ空港によっては預け手荷物(スーツケース)の取り扱いがかなり手荒くて雑で、質の良くないスーツケースだと開いてしまうということもあるのは確かなようです。
当サイト管理人としては、スーツケースのベルトはマスト(必須)ではないという結論です。
信頼できるスーツケースを選んで、ちゃんと正しく使う(しっかりとスーツケースが閉まっているか確認する)ということが大事だと思います。
さらにお守り代わりにベルトを付けるのは良いかもしれません。ただし治安の良くない渡航先に行く場合はリスクのほうが大きそうなので付けないほうがよいのではないでしょうか。

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サムソナイトのCosmolite(コスモライト)は、「サムソナイトの人気スーツケース、コスモライト」「人気・定番のスーツケース比較」でも詳しく紹介しています。

スーツケースのサイズイメージスーツケースのサイズイメージ

 左上のイメージは、Sサイズのスーツケースです。右上は、Lサイズ、LLサイズのスーツケースです。身長の低い方や女性の方が大きなスーツケースを選ぶときは、荷物に対するスーツケースの容量だけではなく、自分に対してのおおよそのスーツケースの大きさのイメージを持っておいたほうが良いと思います。

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